パリで買い物と言えば、
皆さんどこを思い浮かべますか? シャンゼリゼ?オペラ座界隈のデパート?それとも蚤の市? 今回は、そんなメジャーどころをあえて外し、 「パッサージュ」と呼ばれるアーケード型商店街をご紹介します。 パッサージュとは、 通りと通りを結ぶ、「通過道(passage)」的な役割から こう呼ばれているようです。 もとは王宮の一部。今はルーヴル宮殿の裏でひっそりとした営業を続けています。 ここは商店街というよりはギャラリー街ですね。見るぶんにはタダですよ。 それにしても、ルーヴルのすぐ裏なのに静かすぎます・・。 パリにはこの手のパッサージュがいくつか残っていて、 どれも間違いなく人気がなくて静かなのです(つまり寂れている)。 最も人気があったのは1850年代。 当初の下水設備の悪いパリの中で、唯一雨の日に足を汚さずに買い物できるので とても賑わったとか。 しかし今では・・・。 それでもなんと150年以上も、寂れ続けながら、「残っている」のです! なんかフランス時間の凄みを感じさせてくれますね・・ そんな時が止まったかのような空間がなんともいえず心地いい! 映画専門店や古書店、切手屋、人形屋、鍵屋など、昔ながらの専門店が 細々と営業を続けています。 東京は流行らなくなったらすぐ取り壊し。 やはり年数の重み、寂れ度合いの深さの違いを感じさせます・・ 最近はレトロさが認められて密かなブームになりつつあるパッサージュ。 やっぱ、流行らなくても続けることが大事なんですね。 (僕もブログは続けますよ・・) →その他のパリの写真
by kou-mikami
| 2009-07-13 00:20
| パリの街角
|
パリの写真
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